オーストラリアン・シェパード

≪オーストラリアン・シェパード≫

愛称はオウシー☆

 

□原産国…アメリカ合衆国

 

□沿革

起源については諸説ありますが、現在は米国で発展した犬種として知られています。

犬種名は1800年代にオーストラリアから米国へやって来たバスク地方(フランスとスペインにまたがる土地)出身の羊飼いの組合がつけました。

第二次世界大戦後、ロデオやホース・ショー、映画やテレビを通じて一般の人々知られて、ブームとともに犬種の数も増加しました。

 

□特徴・性格

牧畜と護衛の強い本能を持つお利口な作業犬で、1日中働き通せる程の耐久力があります。

安定した気質で気立てがよく、滅多に喧嘩をしないそうです。

家族に対しても献身的で、忠実な伴侶になります!

 

□お手入れ

ダブルコートの長毛ですので、抜け毛が多く、週に2~3回のブラッシングで抜け毛を取り除いてあげましょう。

春秋の換毛期は普段よりも抜け毛の量が多くなります!

 

□しつけ

愛情深く、家族にも献身的なオウシーは、訓練しやすい犬種と言えます。

ただ、牧畜犬の本能で小動物や小さい子供を軽く噛む事で動きをコントロールしようとする癖が出る場合があります。

幼犬の時にしっかりと噛み癖を直しておきましょう!

 

□なりやすい病気

■眼疾患

遺伝性の眼疾患である、進行性網膜萎縮症(PRA)・コリーアイ(コリー眼異常)を持っている可能性があり、若齢の頃から発症することも…。

重症化すると視力を失ってしまうので、若齢の時から眼科検診を受けたいものです。

有効な治療法がなく病気の進行を遅らせたり、他の眼疾患に二次的にかからないように早期発見と管理が重要になります。

白内障も少なくなく、診断された場合は点眼薬の内科治療や人間と同じように外科手術で治療を行います。

 

■外耳炎

耳が垂れている犬種ですので、他の立ち耳の犬種ほど通気性は良くありません。

耳垢が増えていたり、あれ?耳臭くない?と思ったら獣医様に見てもらいましょう!

軽度の場合は適度な洗浄で改善されることがありますよ!!

 

■てんかん

脳内神経の以上により、部分性・全身性の痙攣発作が起きます。

発作中、意識がなくなったり口から泡を吹いたりしながら激しく痙攣するケースが多いですが、わんちゃん自体は痛みや苦しみは感じていないそうです。

発作は数十秒~数分で収まりますが、長時間の痙攣が続く場合や、1日に何度も発作を起こす場合は早めに動物病院へ向かってください。

治療は抗てんかん薬等を用いた内科療法を行います!

※発作中は痙攣の影響で噛んでしまう場合がありますので、心配でも手は出さずに見守ってあげましょう。

 

 

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